こんにちは、まめやろーです。
2019年12月に僕は都内のハローワークから、再就職手当で約30万円を貰うことができました。
次の仕事が「正社員ではないので貰えないだろう」と思っていましたが、業務委託契約でもきちんと手順を踏めば再就職手当を貰うことができました。
その時の流れを書いていきます。
僕の場合、退職後に業務委託として働くことが決まったのですが、そのまますぐ働き始めてしまうと再就職手当が貰えないので、1か月ほど働き始めるのを遅らせることで再就職手当を手に入れました。
手順、時期を間違えたりすると貰えないこともあります。ご注意してください
【関連記事】>>業務委託で仕事をする時は開業届を出そう!メリット・デメリット【青色申告】
手続きの流れ
失業保険の申請
退職後まずは辞めた会社から「離職票」という、申請に必要な書類が届くのを待ちます。
書類が自宅に届くので届き次第、すぐに自分の住んでいる管轄のハローワークに離職票などの持ち物を持って行きます。
- 雇用保険被保険者「離職票-1」
- 雇用保険被保険者「離職票-2」
- 雇用保険被保険者証
- 証明写真2枚
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
- 口座番号のわかるもの
- 印鑑
- 業務委託契約書
まともな会社なら退職後、2週間以内には離職票を送ってもらえます。
しかし待っても送られてこない場合、ハローワークの方に相談すると
- 前職の会社に離職票を送るように催促してくる
- 離職票が届いてなくても途中まで手続きを進めてくれる
のような措置もあるで即相談しましょう!
僕の前の会社は全く離職票を送ってこなく、自分から「早く欲しい」と伝えても「2ヶ月以上かかる」と平気で伝えてきました。
ハロワに相談したらハロワから催促してくれ、早急に離職票を手に入れることができました。
待っても離職票が来ない場合、即相談しましょう!
早く送るようにと催促してくれるのと「仮手続き」として離職票がない状態でも失業保険の申請が可能になります!
書類提出後「職業講習会」と「雇用保険説明会」に参加する
提出後は次に
- 「職業講習会」
- 「雇用保険説明会」
に参加する日程を決めます。
この日この時間に来てねと「雇用保険受給者のしおり」という冊子に書かれていたので、その通りの時間に再度ハロワに行く必要があります
「職業講習会」「雇用保険説明会」では何をするのかというと雇用保険についての説明のビデオを見て、残りの時間はビデオの補足の説明を受けて終了です。
特に何もするわけではなく只々ビデオを見て、お話を聞き1時間30分耐え抜くだけです(笑)
失業保険を受けるには毎月「ちゃんと就職活動をしています」という実績が必要になるのですが、
1回目の失業認定は「職業講習会」に参加するだけで1回カウントされるので、再就職手当狙いの人は他には何もしなくて大丈夫です。
1回目の失業認定を受ける
失業保険の認定日になったら、ハローワークに行きます。
認定の日は、この待期期間の間に「アルバイトしてた?」という収入があるかないかを紙に書きます。
その後は「また1か月後に来てください」と2回目の認定日の日程を教えてもらい終了です。
再就職手当目的の人は2回目の認定日は必要ないので、
あとは再就職手当の給付条件解除の1か月が経過後、
開業届を提出しに行きます。
開業届の提出
7日間の待機期間から1か月は、ハローワークからの紹介による就職しか再就職手当は貰えません。
なので開業する僕は1か月間は働けません。
1か月がちゃんと過ぎてから業務委託の契約書を書いてもらい、税務署に開業届を提出しに行きます。
この提出期間を間違えて先に開業届出してしまったり、
委託先から先に契約書を貰ってしまうと水の泡になります
「開業届」の作成
待機期間をちゃんと確認し、経過後まずは開業届を作ります。
作るといっても超簡単で会計ソフトの会計ソフトfreeeというサイトに登録し、
名前などの個人情報を入力、そして印刷するだけなので知識も何もいりません。
\ ココから無料登録&5分で作成できます /
完全無料かつ5分程度で作成できます
税務署で「開業届」を提出する
そして印刷した書類を持って税務署に行きます。
税務署に初めて来たので緊張していたのですが手続きは一瞬で終わります。
受付の方に開業届を渡したら、その書類に印鑑を押してくれます。そして控えを渡してもらい終了。
開業したのにあまりにも呆気なく、実感なく終わってしまったのが少し寂しかった(笑)
その足でハローワークに向かい税務署から貰った控えを渡して
「開業するので再就職手当の手続きをしたいです」
と伝え手続きしてもらいます。
手続きの最後に「審査後1か月後に振込します」
ということで、すべての手続きが終わりであとは振込を待つのみです。
\ ココから作成できます。タップしてね /
「開業届」を出した後の確定申告も「会計freee」で行えます。
個人的にはわかりやすく簡単なのでオススメです。
「再就職手当」支給
約1か月後口座を確認すると、ちゃんと36万円が振り込まれていました。
事業確認の電話はない
他の方のブログや下調べした時に、
振込を待っている間に「事業続けていますか?」という確認の電話がくる
と書いている人が何人かいましたが、
そのような電話はありませんでした。
通知書が届く前に振り込みされた
また、
再就職手当の支給の決定と金額をお知らせする通知書が届いてから振込される
のが普通らしいですが、
僕の場合振込後にその通知書が自宅に来ました。
自治体によって対応が違うのかも。
ちなみに僕は東京23区内です。
まとめ
業務委託でもきちんと書類を提出すれば「再就職手当」を貰うことができるのと、
タイミング一つ間違えると貰えないなど手続きが難しく、
大変に感じた期間でしたが貴重な経験ができました。
「きちんと調べられる人だけが貰えるものなんだな」と
実感しどうやって貰えばいいのか迷っている人の参考になればと思い、
この記事を書いてみました。
提出する書類の時期には注意してね